youyakesliderのブログ

夕焼けスライダーのブログです

夕焼けはなぜ赤い

f:id:youyakeslider:20210607173642j:plain

夕焼けはなぜ赤いのか?

子供の頃から夕焼け空を眺めながら
一度は不思議に思う自然現象です。

昼間の空は青いのに、日の出と夕陽は赤みが増す。
判った大人は、「大気中のチリやホコリのせいだよ」なんて
無責任に子供を言いくるめますが
本当にそれだけなんでしょうか。

今ならWikiですぐに調べがついて
レイリー散乱で青い光が分散した結果赤い光が残る」
と、手軽に判った気分になってしまいます。

 

では、何で青い光が無くなるの?
とここでまた疑問が。。。



先日、何気に点いていた2チャンネル(某国営放送)で
光のドップラー効果について物理の先生が解説されていました。
宇宙のビッグバンや相対性理論ハッブルの法則などが関わっていますが
基本を簡単に言うと

近づいてくる光は青く偏り(波長が短くなる)
遠ざかる光は赤く偏る(波長が長くなる)

のだそうです、ザックリ言うと。

 

なるほど沈みゆく太陽は、見ている我々から徐々に遠ざかるわけだから
赤みが増すのも納得できますし
青い光を分散させる空気の層も厚くなっていくから
長い波長の光だけが見えてくるわけですね。

f:id:youyakeslider:20210607175453j:plain

 

この理屈は天体観測にもあてはまるらしいですよ。

そんな微妙なバランスが創り出す壮大な天体ショーと思うと
今日の夕焼けも一期一会ですね。