山本文緒さん、ありがとう
全くの偶然で、知らなかった訃報に接し
未だに信じられずただただ残念でなりません。
一時期繰り返し読んでいた大好きな作家さんでした。
ごく普通の登場人物が人間関係によって変化していく様や
恋愛の心の動きが丁寧かつ鋭く描き出す事が
彼女の個性だったと思います。
ページを次々とめくっていく間はとても楽しく
充実した時間を過ごせて感謝の気持ちでいっぱいです。
沢山の作品を読みましたが手元にないものが2つ。
「自転しながら公転する」
「ばにらさま」
未読だったこの2つが私にとっての遺稿となりました。
今度手に入れて慈しみながら読みたいと思います。
絶対泣かない、のか
きっと君は泣く、のか
どちらにしても感慨深い時間になりそうです。