夏の終わり
このひまわりの品種は
サンリッチなのかミス・サンシャインなのか。
サン○○○とかが多いミニひまわりを正確に答えられる人は
そうそう多くないはず。
いずれにしてもこの時期に見るひまわりは
夏の終わりを告げるようで
暑い頃を懐かしむような物憂げな可愛いさが魅力です。
さて、夏の終わり と聞いて何を思い浮かべるでしょう。
直太朗の歌声や、瀬戸内晴美の小説
満島ひかりさんの同名映画もありましたし
ちょっとマニアな仏映画を思い浮かべる方も。
いずれにせよちょっと物悲しく
名残り惜しさがテーマになっていますね。
食いしん坊な私は
夏の終わりと言えば「肴豆(さかなまめ)」
今年の枝豆シーズン終了を告げる貴重な味です。
マメ本来の風味が強く
いつもより少しだけ塩を効かせると
ビールというよりは、日本酒やウイスキーが似合う秋の味
収穫量が少なくあっという間に品切れになります。
8月の渇ききった猛暑から一転
ゲリラ豪雨に強風・竜巻と天気の安定しない新潟ですが
太陽の恩恵を名残り惜しみながらいただいてます。
そんな昨日、豪雨の中フラリと用事に出かけたら
あら、東の空に虹が。
明日は晴れるとイイな。
そして今日も肴豆が売り場に並んでいるとイイな。
そんな事を思っていると駐車場の向こうから
「早く、早く!」とお母さんの声が。
ピシャピシャと走る子供の靴音が
秋雨の水たまりに融けていきました。