youyakesliderのブログ

夕焼けスライダーのブログです

2020-01-01から1年間の記事一覧

さどの恩恵

画面右奥の島影が佐渡(さど)です。 先日のニュース、関越自動車道の大雪渋滞をご覧になった方も多いでしょう。新潟県は長く広いので、この景色が同じ新潟とは思えません。 これが今日現在の風の流れです。 冒頭の撮影ポイントで8m、海上は13~15m近くあ…

エディブルな赤紫

鍋いっぱいのコレは、食用菊「カキノモト」と言います。黄色や白など食用菊にもいくつか種類がありますが、新潟市ではもっぱら赤紫のカキノモトが好まれているようです。新潟から庄内にかけて食用(薬用が始まりらしい)の文化があって、他の地域ではほとん…

初めにシッカリ押す

新しく美咲町にショールームがオープンしたらしく久しぶりにAUDI新潟へ行ってきました。単に以前に壊したクリップを受け取りに、A4クンではなくBMWマダームで。駐車場ではアウェー感たっぷりです。 モノはエアクリーナーの留めクリップと、ボンネットインシ…

習うより慣れろ

先日の給油口掃除で気分が良かったこともあって今度はエンジンルームをリフレッシュしてみました。 写真はオイルゲージ。ここも手に入れて以来、時々触る部分なのに汚れにまるで関心がなかった場所です。 最初見た方は驚かれるかもしれませんが、今回はエン…

シベリアの使者

新潟市笠木(西川) すっかり冷え込んだ10月末に新しいホイールの感触を確かめに出かけてみました。 この場所、笠木という地名は全国にも点々と残っています。由来は笠のように横広がりの幹を持った木々が目印になった土地などが一般的な解釈ですが、ここは…

心の汚れを洗う

たぶん初めてだろう。 それくらい気にしてなかった給油口を、ふと思い立って掃除してみました。ビフォー写真は撮っていなかったのが幸いで、とてもお目汚しの汚い状態でした。添加剤やら何やらのシールだらけでキャップとゴムパッキンは油とホコリ、手垢や得…

無類の枝豆ラバー

無類の枝豆好きです、幼い頃から。 産地で育ったこともありますが、独特の爽やかな香りを嗅いだだけでもう居ても立っても居られないこれさえあれば他はいらない・・・・物心つく前からそんな性分です。6月末の初だるま・いきなまる等の早生(わせ)もの湯上…

40グラムの間違い探し

思うところがあり懇意のサイクルショップで自転車のホイールを少し調整していただきました。 理由は「軽量化」。一般的には知られていませんが、ロードレーサーにとって軽いは正義なのです。あまり正義という言葉は好きではありませんが・・・・・。 1か月ほ…

敷居の高さ

ラインオフされてから18年余り、私が手に入れてからも干支が一回り以上。古いクルマだからこそ、今日もせっせと水洗い。実は翌日、リコール修理を受けにディーラーへ行く予定でいわば実家に一時帰宅する前の身支度とも言えるのかも知れません。 車検や整備は…

眺望の夕焼け(弥彦山)

久しぶりに弥彦山へ行ってきました。 越後一の宮のご神体・弥彦(伊弥比子)山。麓の弥彦神社への参拝は毎年欠かしたことがないが自転車での山登りとなると丸2年ぶりくらいでしょうか。爆音を轟かせて駆け上がるクルマを尻目に病み上がりなので休み休み。だ…

夕焼けへの熱情

秋は素晴らしい夕焼けに出逢うチャンスの季節だ。 ウロコ雲、いわし雲、羊雲。いずれも変わりやすい秋の空の象徴だ。加えて流れるようなスジ雲や、時間によっては飛行機雲が彩る演出過剰ともいえる華やかさだ。 左奥に見えているのは角田山。 花の山として知…

タバコ税の還付を考える

明日10月1日から、またタバコが値上がりするという。 今回の値上げでボリュームゾーン銘柄が500~560円。干支が一回りする間に、約2倍になった計算だ。12年で250円ととるか、12年で2倍になったととるか、受け止め方は様々だ。増税はあっても減税はなさそうだ…

新飯田橋と中之口川

久しぶりに中之口川の堤防道路を走った。おそらく1年ぶり、いやもっと前かも知れない。 新潟平野は別名蒲原平野ともいい、あまりに広いので集落郷や地域に沿って北蒲原、東蒲原、南蒲原、西蒲原、そして中蒲原と5つの区分があった。蒲原とはまさにガマの穂が…

夕焼けの街でスライダー

古いモノは街に似合う。自転車に限らずクラシックな自動車や建築、オブジェに至るまで歴史を感じるものが真反対の新しい街並みと似合いのカップルのように惹きたて合うような調和を生むと感じている。 また逆も然り。 モダンなスポーツカーが田舎道やいにし…

オシャレな空は意外と広い

自転車に乗れない今夏、いちばん心に残った夕焼け。それは近所の新興住宅地で見た景色だった。 最近開発される宅地はどこもスーパーなどの商業施設とセットであらかじめ利便性が確保されている場合が多い。こんな田圃の真ん中なのに、妙に浮ついたような場違…

星空の相棒

ナイトウォークのご褒美のひとつが星空だ。 この夜は満月。とても明るくて歩きやすく、月を見ながらの散歩は夜なのに気分が華やぐ。中秋の名月はひと月先らしいが、なかなかどうしてこの時期も見ごたえがあった。 一歩づつ身体が慣れていくと、人間だから欲…

雨に濡れても

わけあって自転車に乗れない日々が続いているので、せめてもの運動不足解消でよく出歩いている。日中は暑くて熱中症のリスクもあるので、もっぱら夕飯後ひといきついた夜間だ。 そうすると、時には突然の通り雨にも出くわすこともあった。その日は帰り道中で…

「大丈夫です」という柔らかな拒絶

四半世紀前に一般的になって、意味が真逆になった言葉がある。 「全然大丈夫です」の枕に付いた "全然" だ。元々は"まるで"と同義語で、「全然ダメだね」などと否定の意味の言葉と一緒に使われていた。しかしいつの間にか、肯定する場面で使われる事が定着し…

Have You Ever Seen the 夕焼け?

梅雨時の夕焼けは貴重だ。きっとジメジメと降ったり止んだりと忙しい曇り空の、一瞬の間隙をついて輝くからだと思います。荘厳で優しくまばゆい夕日、漂いながらも導き流れる雲。仏教家ではないですが、厚い雲の隙間から覗くオレンジの景色は、いにしえの人…

「花」か「実」か

明日、新潟市からFM局が消える。 総務省発表によれば、全県域網羅の地方FM局としては異例だそうだ。 今から約20年前に誕生したこのFM局、開局によく知る先輩が携わっていたこともあり、また仕事仲間がプログラムを持っていたりと好意的な印象を持ち続けてい…

恋はあせらず

千住新橋(足立区) 東京で見る夕焼けは乱立するビルディングのスリット越しのせいか、いつもよりコントラストが強く感じる。 華やかなきらめきと底なしの闇が同居するような冷たい夕焼けだ。 ここ千住新橋は都会の喧騒から少し離れた日光街道沿いにある。4…

野ウサギたちは何処へ

五十嵐浜(新潟市) 五十嵐浜には幼い頃の記憶が染みついている。 今は沿道が整備されアクセスしやすくなったが、30年前までは鬱蒼とした松林を抜けていく地元民しか知らない浜だった。その頃は物騒な事もあったし、近くに新川漁港があったこともあって潮の…

幸せ色の傘

関屋分水河口(新潟市) 今の時期、西の空が赤みを帯びるのは19:00頃。まぶしかった太陽が次第に輝きを鈍らせ、黄色を帯びて水平線のバスタブに浸かっていきます。 そのメランコリーな時間をマジックアワーと言うそうです。一昨年ヒットした映画・君の名は…

熟成という名のメタボリックシンドローム

セライタリア ターボ(左)とフライト(右) 自転車の世界には「サドル旅」という言葉があります。 自分のコンディションに合った(お尻に合った)、ベストな接地面を探してトライし続ける果てしない過酷な旅です。おそらくは永遠にゴールは訪れないと旅人は…

ただそこにいるだけで。

ヤマボウシ まるい花穂と花(苞葉)が頭巾を被った法師のような姿だと名付けられたヤマボウシ、花言葉は「友情」なのだとか。 これは友人の動物医院宅のシンボルツリー。土日まで忙殺されるような日々を過ごしているにもかかわらず、私たち愚友連の集まりに…

しぶとく生きぬく智慧

坂井橋(新潟市) 坂井橋は近所に流れる西川に架かる橋です。 西川というのは不思議な川で、信濃川の支流でありながら川幅が広いところで10m、狭いところは2mと小さな流れながら国管理の一級河川に指定されています。また、下流末端は親と言える信濃川に合…

あたり前の風景、でも大切な風景。

聖ヶ鼻(柏崎市) 映画「Sweet Rain 死神の精度」のラストシーンで金城武と富司純子が語り合う場面で出てくるセリフです。 金城扮する千葉(死神)と死期を悟った老女・藤木(富司)が到達した心の風景は、こんな見晴らしの良い聖ヶ鼻(ひじりがはな)岬で撮…

マイ・エディメルクス STORY ⑤

こうして組みあがったマイ・エディメルクス。中学2年生だったあの頃から比べれば、夢のような仕上がりです。 憧れだったミヤタMX-RRDX-B以上に、私自身にフィットした相棒感が出てきたと感じています。最初に触れた相棒がレプリカだったおかげで、偉大なメル…

マイ・エディメルクス STORY ④

これが最初に描いた完成予想図です。ミヤタ・メルクスのオマージュなので、フレームが届く前にほぼ構想が出来上がっており後はこれに倣ってパーツを集めていくだけでした。 しかしパーツ構成は多難の連続でした。まずシルバーパーツの入手が難しい時代になっ…

マイ・エディメルクス STORY ③

ミヤタのMolteniレプリカについて引き続き書いていきます。 普通ならレプリカモデルというと、何となくモノマネやそっくりさんの扱いのように薄っぺらで偽物感が漂います。ですが私はまったく気にしません。何せミヤタへのオマージュなので私の中に理想像が…