youyakesliderのブログ

夕焼けスライダーのブログです

自転車

15の春

ようやく春が近づいてきました。ガレージで眠っていた自転車たちの出番です。これはGIOSというメーカーのミニベロ FIGARO という車種です。ミニベロは小さな自転車という意味ですが日本では20インチ程度の車輪を持つスポーティな自転車という意味でつかわれ…

過ぎ去った夏至

調子がイマイチな今年久しぶりに夕焼けを見に行きました。 自転車はというとタイヤがいつパンクしてもおかしくない状態で夏至を迎えてようやく履き替える有様。 修理が億劫で、重い腰をあげたのも久しぶりに自転車仲間K氏と会って刺激をもらった事がキッカケ…

指癖

1月の大寒過ぎだというのに、望外に天気に恵まれています。年末年始で白くなった新潟市もほぼ雪が消え自転車にも乗り始められて、ホントにありがたいです。 しかしながら、気温はまだまだ。日中で5℃前後、朝晩は0℃を境に行ったり来たり。自転車で走っている…

用の美

「用の美」という言葉があります。民藝運動の父と呼ばれる柳宗悦を語るうえで清貧の美と並んで多用される美意識、本来は生活日用品のムダのない美しさなどを現す言葉です。写真はロッキング・プライヤー。別名バイスプライヤー。名前の通り、ガッチリ咥えて…

湊町 新潟

新潟市のシンボルタワーである朱鷺メッセ。 敦賀や秋田・小樽航路、佐渡などのフェリーから 真っ先に見える新潟港のランドマークです。 その昔は、朱鷺メッセのある辺りも海 河口幅が1キロ近くになるほどの信濃川でしたので 当時の人々が、今の新潟港(新潟…

慣れって大事

今週は梅雨空みたいな毎日ですが、先週は五月晴れが続いて気持ちの良い毎日でした。自然と自転車に乗る回数も増えて、週末には春先にマダームで行った乙宝寺までのライドも出来ました。脚の健全さだけは順調です. 毎日酷使している自転車ですが、クルマ同様…

タクラマカンの夕焼け

田植えが始まった。 毎年繰り返されるお馴染みの光景。ですが春から夏、そして秋へと季節が動いていると実感させてくれる大切な風景です。 水田に映り込むきらめく景色 いつの日からか新潟でも「水鏡」と呼んで風物詩になっています。 3月末以来の黄砂注意報…

今年はよろしく。

昨日のお昼に、昔馴染みの自転車仲間からRD(リアディレーラ)とスプロケット(後ろのギア)について意見を求められました。 今の時代、とっても便利なのが写真や動画を使えば、まるで隣に居てレクチャーしているような感じになれる事だとあらためて気づきま…

シベリアの使者

新潟市笠木(西川) すっかり冷え込んだ10月末に新しいホイールの感触を確かめに出かけてみました。 この場所、笠木という地名は全国にも点々と残っています。由来は笠のように横広がりの幹を持った木々が目印になった土地などが一般的な解釈ですが、ここは…

40グラムの間違い探し

思うところがあり懇意のサイクルショップで自転車のホイールを少し調整していただきました。 理由は「軽量化」。一般的には知られていませんが、ロードレーサーにとって軽いは正義なのです。あまり正義という言葉は好きではありませんが・・・・・。 1か月ほ…

眺望の夕焼け(弥彦山)

久しぶりに弥彦山へ行ってきました。 越後一の宮のご神体・弥彦(伊弥比子)山。麓の弥彦神社への参拝は毎年欠かしたことがないが自転車での山登りとなると丸2年ぶりくらいでしょうか。爆音を轟かせて駆け上がるクルマを尻目に病み上がりなので休み休み。だ…

夕焼けへの熱情

秋は素晴らしい夕焼けに出逢うチャンスの季節だ。 ウロコ雲、いわし雲、羊雲。いずれも変わりやすい秋の空の象徴だ。加えて流れるようなスジ雲や、時間によっては飛行機雲が彩る演出過剰ともいえる華やかさだ。 左奥に見えているのは角田山。 花の山として知…

新飯田橋と中之口川

久しぶりに中之口川の堤防道路を走った。おそらく1年ぶり、いやもっと前かも知れない。 新潟平野は別名蒲原平野ともいい、あまりに広いので集落郷や地域に沿って北蒲原、東蒲原、南蒲原、西蒲原、そして中蒲原と5つの区分があった。蒲原とはまさにガマの穂が…

夕焼けの街でスライダー

古いモノは街に似合う。自転車に限らずクラシックな自動車や建築、オブジェに至るまで歴史を感じるものが真反対の新しい街並みと似合いのカップルのように惹きたて合うような調和を生むと感じている。 また逆も然り。 モダンなスポーツカーが田舎道やいにし…

恋はあせらず

千住新橋(足立区) 東京で見る夕焼けは乱立するビルディングのスリット越しのせいか、いつもよりコントラストが強く感じる。 華やかなきらめきと底なしの闇が同居するような冷たい夕焼けだ。 ここ千住新橋は都会の喧騒から少し離れた日光街道沿いにある。4…

熟成という名のメタボリックシンドローム

セライタリア ターボ(左)とフライト(右) 自転車の世界には「サドル旅」という言葉があります。 自分のコンディションに合った(お尻に合った)、ベストな接地面を探してトライし続ける果てしない過酷な旅です。おそらくは永遠にゴールは訪れないと旅人は…

しぶとく生きぬく智慧

坂井橋(新潟市) 坂井橋は近所に流れる西川に架かる橋です。 西川というのは不思議な川で、信濃川の支流でありながら川幅が広いところで10m、狭いところは2mと小さな流れながら国管理の一級河川に指定されています。また、下流末端は親と言える信濃川に合…

マイ・エディメルクス STORY ⑤

こうして組みあがったマイ・エディメルクス。中学2年生だったあの頃から比べれば、夢のような仕上がりです。 憧れだったミヤタMX-RRDX-B以上に、私自身にフィットした相棒感が出てきたと感じています。最初に触れた相棒がレプリカだったおかげで、偉大なメル…

マイ・エディメルクス STORY ④

これが最初に描いた完成予想図です。ミヤタ・メルクスのオマージュなので、フレームが届く前にほぼ構想が出来上がっており後はこれに倣ってパーツを集めていくだけでした。 しかしパーツ構成は多難の連続でした。まずシルバーパーツの入手が難しい時代になっ…

マイ・エディメルクス STORY ③

ミヤタのMolteniレプリカについて引き続き書いていきます。 普通ならレプリカモデルというと、何となくモノマネやそっくりさんの扱いのように薄っぺらで偽物感が漂います。ですが私はまったく気にしません。何せミヤタへのオマージュなので私の中に理想像が…

マイ・エディメルクス STORY ②

自転車(当時のTREK2.0:アルミカーボンバックフレーム)に再び乗り出して数年経ったある日、何気に見たオークションサイトにそのフレームはありました。 再塗装でボテっとしているものの綺麗で状態も良さそう、しかもサイズが許容範囲(シート540、トップ55…

マイ・エディメルクス STORY ①

皆さんは、エディ・メルクス(Eddy Merckx)という人物を知っているでしょうか。 1960年代~70年代にかけて、ロードレースで一世を風靡したサイクリストです。いまだに破られていない記録も残るくらい強く、あまりに偉大すぎてチャンプの中のチャンプ・カン…