youyakesliderのブログ

夕焼けスライダーのブログです

夕焼けスライダー

15の春

ようやく春が近づいてきました。ガレージで眠っていた自転車たちの出番です。これはGIOSというメーカーのミニベロ FIGARO という車種です。ミニベロは小さな自転車という意味ですが日本では20インチ程度の車輪を持つスポーティな自転車という意味でつかわれ…

指癖

1月の大寒過ぎだというのに、望外に天気に恵まれています。年末年始で白くなった新潟市もほぼ雪が消え自転車にも乗り始められて、ホントにありがたいです。 しかしながら、気温はまだまだ。日中で5℃前後、朝晩は0℃を境に行ったり来たり。自転車で走っている…

夕焼けはなぜ赤い

夕焼けはなぜ赤いのか? 子供の頃から夕焼け空を眺めながら一度は不思議に思う自然現象です。昼間の空は青いのに、日の出と夕陽は赤みが増す。判った大人は、「大気中のチリやホコリのせいだよ」なんて無責任に子供を言いくるめますが本当にそれだけなんでし…

慣れって大事

今週は梅雨空みたいな毎日ですが、先週は五月晴れが続いて気持ちの良い毎日でした。自然と自転車に乗る回数も増えて、週末には春先にマダームで行った乙宝寺までのライドも出来ました。脚の健全さだけは順調です. 毎日酷使している自転車ですが、クルマ同様…

タクラマカンの夕焼け

田植えが始まった。 毎年繰り返されるお馴染みの光景。ですが春から夏、そして秋へと季節が動いていると実感させてくれる大切な風景です。 水田に映り込むきらめく景色 いつの日からか新潟でも「水鏡」と呼んで風物詩になっています。 3月末以来の黄砂注意報…

今年はよろしく。

昨日のお昼に、昔馴染みの自転車仲間からRD(リアディレーラ)とスプロケット(後ろのギア)について意見を求められました。 今の時代、とっても便利なのが写真や動画を使えば、まるで隣に居てレクチャーしているような感じになれる事だとあらためて気づきま…

初めにシッカリ押す

新しく美咲町にショールームがオープンしたらしく久しぶりにAUDI新潟へ行ってきました。単に以前に壊したクリップを受け取りに、A4クンではなくBMWマダームで。駐車場ではアウェー感たっぷりです。 モノはエアクリーナーの留めクリップと、ボンネットインシ…

シベリアの使者

新潟市笠木(西川) すっかり冷え込んだ10月末に新しいホイールの感触を確かめに出かけてみました。 この場所、笠木という地名は全国にも点々と残っています。由来は笠のように横広がりの幹を持った木々が目印になった土地などが一般的な解釈ですが、ここは…

40グラムの間違い探し

思うところがあり懇意のサイクルショップで自転車のホイールを少し調整していただきました。 理由は「軽量化」。一般的には知られていませんが、ロードレーサーにとって軽いは正義なのです。あまり正義という言葉は好きではありませんが・・・・・。 1か月ほ…

敷居の高さ

ラインオフされてから18年余り、私が手に入れてからも干支が一回り以上。古いクルマだからこそ、今日もせっせと水洗い。実は翌日、リコール修理を受けにディーラーへ行く予定でいわば実家に一時帰宅する前の身支度とも言えるのかも知れません。 車検や整備は…

眺望の夕焼け(弥彦山)

久しぶりに弥彦山へ行ってきました。 越後一の宮のご神体・弥彦(伊弥比子)山。麓の弥彦神社への参拝は毎年欠かしたことがないが自転車での山登りとなると丸2年ぶりくらいでしょうか。爆音を轟かせて駆け上がるクルマを尻目に病み上がりなので休み休み。だ…

夕焼けへの熱情

秋は素晴らしい夕焼けに出逢うチャンスの季節だ。 ウロコ雲、いわし雲、羊雲。いずれも変わりやすい秋の空の象徴だ。加えて流れるようなスジ雲や、時間によっては飛行機雲が彩る演出過剰ともいえる華やかさだ。 左奥に見えているのは角田山。 花の山として知…

新飯田橋と中之口川

久しぶりに中之口川の堤防道路を走った。おそらく1年ぶり、いやもっと前かも知れない。 新潟平野は別名蒲原平野ともいい、あまりに広いので集落郷や地域に沿って北蒲原、東蒲原、南蒲原、西蒲原、そして中蒲原と5つの区分があった。蒲原とはまさにガマの穂が…

夕焼けの街でスライダー

古いモノは街に似合う。自転車に限らずクラシックな自動車や建築、オブジェに至るまで歴史を感じるものが真反対の新しい街並みと似合いのカップルのように惹きたて合うような調和を生むと感じている。 また逆も然り。 モダンなスポーツカーが田舎道やいにし…

オシャレな空は意外と広い

自転車に乗れない今夏、いちばん心に残った夕焼け。それは近所の新興住宅地で見た景色だった。 最近開発される宅地はどこもスーパーなどの商業施設とセットであらかじめ利便性が確保されている場合が多い。こんな田圃の真ん中なのに、妙に浮ついたような場違…

Have You Ever Seen the 夕焼け?

梅雨時の夕焼けは貴重だ。きっとジメジメと降ったり止んだりと忙しい曇り空の、一瞬の間隙をついて輝くからだと思います。荘厳で優しくまばゆい夕日、漂いながらも導き流れる雲。仏教家ではないですが、厚い雲の隙間から覗くオレンジの景色は、いにしえの人…

恋はあせらず

千住新橋(足立区) 東京で見る夕焼けは乱立するビルディングのスリット越しのせいか、いつもよりコントラストが強く感じる。 華やかなきらめきと底なしの闇が同居するような冷たい夕焼けだ。 ここ千住新橋は都会の喧騒から少し離れた日光街道沿いにある。4…

野ウサギたちは何処へ

五十嵐浜(新潟市) 五十嵐浜には幼い頃の記憶が染みついている。 今は沿道が整備されアクセスしやすくなったが、30年前までは鬱蒼とした松林を抜けていく地元民しか知らない浜だった。その頃は物騒な事もあったし、近くに新川漁港があったこともあって潮の…

幸せ色の傘

関屋分水河口(新潟市) 今の時期、西の空が赤みを帯びるのは19:00頃。まぶしかった太陽が次第に輝きを鈍らせ、黄色を帯びて水平線のバスタブに浸かっていきます。 そのメランコリーな時間をマジックアワーと言うそうです。一昨年ヒットした映画・君の名は…

しぶとく生きぬく智慧

坂井橋(新潟市) 坂井橋は近所に流れる西川に架かる橋です。 西川というのは不思議な川で、信濃川の支流でありながら川幅が広いところで10m、狭いところは2mと小さな流れながら国管理の一級河川に指定されています。また、下流末端は親と言える信濃川に合…

あたり前の風景、でも大切な風景。

聖ヶ鼻(柏崎市) 映画「Sweet Rain 死神の精度」のラストシーンで金城武と富司純子が語り合う場面で出てくるセリフです。 金城扮する千葉(死神)と死期を悟った老女・藤木(富司)が到達した心の風景は、こんな見晴らしの良い聖ヶ鼻(ひじりがはな)岬で撮…