マイ・エディメルクス STORY ⑤
こうして組みあがったマイ・エディメルクス。
中学2年生だったあの頃から比べれば、夢のような仕上がりです。
憧れだったミヤタMX-RRDX-B以上に、私自身にフィットした相棒感が出てきたと感じています。最初に触れた相棒がレプリカだったおかげで、偉大なメルクスとのつながりを感じ、亡き父を交えた私だけのストーリーが生まれているロードレーサー。
これからも一期一会の景色へと誘ってくれるのでしょう。
先日またバラしてグリスアップなどのメンテを行ってみました。
相変わらず各パーツのアルミ地肌は綺麗です。
残念なことにヘッドチューブ内側にサビが発生していましたが、クロモリの宿命なのである程度は容認ですね。他にも塗装ハゲやキズは沢山増えましたが走行に支障が出るような大きな傷みはありませんでした。大切な相棒なのでストックパーツは全部揃えているつもりですが、ほぼキャリーオーバーで済みました。
ただし唯一外せなかったBBだけは、次回は主治医へグリスアップの依頼という事になりそうですね。
再セットアップ後あらためて完成予想図と比べてみると、ミヤタオマージュのメルクスとしてチェーンリングとホイールが少し違っている事が気になってしまいました。
黒いチェーンリングはストックしてあったので交換するとして、最近ハブの調子が悪化してきてリムの歪みも若干気になってきたレーシング1。これを現状のまま温存して他のオーソドックスなシルバーホイールに変えたいところです。主治医に相談すると「シルバーはリム剛性がなく人気も在庫も限られている。今探すとなるとほぼ手組みしかないが使える良いハブがない。」とのこと。流石にカップ&コーン至上主義なこばりサイクルさんらしい意見でした。
さてどうしたものか。
ホイールは善後策を図って後回しにし、今回のメンテナンスを完了しました。
交換したチェーンリングも良い感じです。
残る新ホイールを試すのはいつの日か。
実はすでにハブの手配も済んで主治医に発注済みなのですが、身体の怪我でしばらくお休みとなりそうです。調子が戻るまでにはタイヤも組み終わっていると思うのでまたご報告したいと思います。