棚から牡丹餅は見つからない
明けましておめでとうございます。
旧年中はたいへんご厚情を賜りありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
珍しく凪いだ水平線ですが
"海は荒波 向こうは佐渡よ"の日本海です。
あいにく島影は曇って見えませんが
沖合わずか30km、いつもはクッキリと見えます。
佐渡を訪れた方はご存知でしょうが
案外険しい山々に驚かれる事でしょう。
最高峰は金北山の1,172m
手つかずの自然が残る1周200km余りの大きな島です。
今もっぱらの話題は「佐渡の世界遺産 登録」だと思います。
ただ市井の方よりも自治体・産業界が熱心な不思議な運動で
きっと島民有力者の下心が透けて見えることが
採択されにくいのでは?と勘繰ってしまうほど
毎年マイナスなニュースが流れています。
これに限らずまず足元から、いかに島民人口の流出を防ぎ
どんな自立した豊かなライフサイクルを構築できるか
その基本が問われているのではないでしょうか。
これは何も佐渡だけの問題ではなく
新潟県を含む地方自治体の共通ケースだと感じています。
新年にはミスマッチな内容になってしまいましたが
我が身の自戒を込めて「棚ボタ」は当てにしない。
そもそも餅や小豆を作らないと生まれないんだ、と
自分を叱咤する
そんな一年にしたいと思います。