中之口川と鮭の遡上①

新飯田にある児ノ木橋の頭首工・水門です。

ここは中之口川、信濃川の分流というか西の信濃川と呼ばれていた
西蒲原の水運に欠かせなかった河川です。

土手沿いに道路が整備されているので
自転車で通ると川面を眺めつつ風を感じて、気持ちが良い沿線が
20キロほど続くサイクリングルートです。

頭首工に差し掛かると、ご同輩が橋の上に立ち川面をじっと眺めてます。
何やらチラチラ視線が合ったので、呼ばれてる？と勝手に思い近くに行くと
「鮭がたくさん遡上してますよ」と教えていただいた。

確かに流れの中を無数の鮭らしい魚影が右往左往しています。
写真では判りづらいけれど
水門下に見えるだけで数にして数百匹、結構な密度です。

ハブのオーバーホールやタイヤを交換したりした直後なので
途中スローパンクなどのアクシデントがあったものの
すっかり気分が晴れ晴れしました。

帰宅まで夕陽を眺めて走れたし、満足感が高いライドだったな。
それにしても、なぜ鮭は中之口川を通るんだ？
普通は信濃川本流。
中之口川には遡上するような清流も、池や湖も繋がっていません。
しかも堰が多いし、あの先は再び信濃川と合流します。
自主宿題ができた思いです。

ぁ、そうそう
シベリアからの騒がしいお客さんも
多数お見えになってましたよ。
増えてきたハクビシンに気をつけてね！